お肌の保湿成分、セラミドを増やすには?
乾燥肌対策には、細胞間脂質のセラミドに注目!
というのはお分りいただけたかと思いますが、それでは具体的に、乱れてしまったお肌の細胞間脂質、どうケアしたらよいのでしょうか?
お肌に存在しているセラミドの主成分は、コレステロールに類似した成分からできています。
それでは、コレステロールをたくさん食べよう!…というわけにはなりません(笑)
食事からコレステロールを摂取したところで、それがセラミドになるわけではありません。
それでは、どうしたらいいのでしょうか?
肌内部のセラミドを増やすには、スキンケアからセラミドを補給してあげることが、一番効果的です。
セラミドは水溶性の成分ではないため、化粧水のようなアイテムには配合できません。
美容液やクリームなどに配合されていることが多いです。
『セラミド配合』と書かれているアイテムでも、お値段がピンキリにありますよね。
セラミド配合化粧品を選ぶときに、頭に入れておいて頂きたいポイントとしては、『セラミドは比較的高価な美容成分である』ということ。
どうしてもコスパが良いものを選んでしまいがちですが、比較的価格の安いものは含有量が少ないか、セラミド自体の質が悪いものだと考えてよいでしょう。
『乾燥肌の最終手段はオイル!』というイメージがありますが、オイルは主に皮脂の代わりになってくれるもの。
確かに皮脂の分泌があまり活発でない方には、オイルもオススメですが、肌内部の水分量自体にアプローチしていきたいのであれば、セラミドが含まれたスキンケアがオススメです。
角質は、お肌を外的刺激から守る大切な役割もあります。
角質細胞と角質細胞の間を埋めている細胞間脂質(セラミド)が減少すると、刺激が肌内部に容易に侵入しやすくなってしまいます。
その結果、お肌が敏感肌傾向になってしまいます…。
これから本格的に花粉が舞う時期になってきます。
お肌の抵抗力をつけておくためにも、まだまだ乾燥肌対策は入念に…!
【 乾燥肌・敏感肌集中コース 】