乾燥に打ち勝つために、おすすめのお化粧品成分
2月に入り、例年になく暖かい日が続いた今週ですが…しっぺ返しのような寒い週末となりました…。。
もう春はそこかな、なんて思ってしまいましたが、まだまだ春は先のようですね。
花粉こそ、そろそろ飛びたしたようではありますが、まだ空気は乾燥しています。
冬に抜けるような青空の日が多いのは、空気が乾燥しているおかげでもあるのですが、乾燥した空気はお肌の大敵でもあります。
お客様からも、『肌が乾燥してしかたない』というお声を頂くことが多い最近…。。
お肌のためにできる外的環境へのアプローチは、室内では加湿器をたいて湿度を保つこと。これだけでもお肌への負担は変わります。
あとは、自分のお肌へのアプローチです。
乾燥した外気にお肌の水分を奪われないように、スキンケアを心がけましょう!
この時期のケアで、特にオススメな保湿成分を2つご紹介いたします。
まず一つ目に、ヒアルロン酸。
ヒアルロン酸は有名な保水成分です。
肌内部で水を抱え込んでキープするはたらきがあります。
その量は、ヒアルロン酸1グラムに対し、水6リットル!!
つまり、肌内部にヒアルロン酸を貯留させておくことができれば、肌内部に水分をキープさせておくことができる、ということ。
貯水タンクのような役割をする、というわけです。
それから、コラーゲン。
コラーゲンは、もともと肌内部に存在する、肌の弾性繊維。
これがしっかりしていることで、私たちのお肌が若々しく、ハリのあるものでいられます。
ですが、コラーゲンも年齢とともに、その産生が衰えていきます。
それを補うために、コラーゲンを食べたり塗ったりする方も多いですが、それらは直接お肌のコラーゲン繊維にはなりません。
お化粧品としてのコラーゲンは、保湿としてはたらきます。
お化粧品としてのコラーゲンはすぐれた保湿能力があり、その結果として、肌内部の新しいコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促してくれます。
シワのない、ふっくらとしたお肌を実現するために、一役かってくれる頼もしい成分です。
化学の話になりますが、これらの成分は比較的粒子の大きい成分です。
よって、いくらお化粧品成分表に記載されていても、実際つけたところでお肌に浸透していかないものが多いです。
ドラッグストアには、ヒアルロン酸やコラーゲンを含んだお化粧品がたくさんありますが、その点には注意してアイテムを選ぶといいでしょう。
また、この時期は繰り返し塗布することも重要。
乾燥した、と思ったら、こまめに塗り直すというのも、重要な乾燥肌対策です。
乾燥するな、と思ったら、是非いつもよりもお肌に手をかけてあげてください。
そしてあと少し、この時期を乗り切りましょう!