【にきび】にきびってどうしてできてしまうの?

お肌のトラブルはさまざまにありますが、今月は『にきび』について考えていきたいと思います。

 

にきびというと、『若い頃にできるもの』『思春期にできるもの』というイメージが強いかと思います。

 

ところが、年齢関係なく、大人になっても『にきび』になやんでいる人も多い事実…

 

(あっ、よく年齢で『若い頃にできるものを【にきび】、大人になってからできるものを【吹き出物】と言わなくてはいけない、というような風潮があるようですが、私は基本的に一律して【にきび】と呼んでいるので悪しからず…。。)

 

では、どのようにしてにきびができてしまうのか、そこからまずご説明していきましょう。




私たちのお肌は、みなさんご存知の通り代謝を繰り返しています。

 

このお肌の代謝のことを、お肌のターンオーバーと呼んでいます。

 

ターンオーバーは28日を周期。

 

新しく生まれた肌細胞は、28日後には垢となって、その使命を終えます。



一言で言えば、このターンオーバーのサイクルが乱れることで、にきびができてしまいます。

 

毛穴には皮脂腺が存在しており、お肌の保護や保湿のために皮脂を皮膚表面に分泌しています。

 

もし、ターンオーバーが悪くなってしまうと…

 

本来剥がれ落ちていくはずの角質が肥厚し、毛穴を閉じさせてしまいます。

 

そうすると、分泌した皮脂の行き場がなくなり、毛穴の中に溜まってしまう…

 

こうして、にきびが形成されてしまうわけです。



にきびにも様々な種類のものが存在します。

 

毛穴の中で皮脂が溜まってしまっているだけのものを、白ニキビ

 

白ニキビの状態でアクネ菌などのにきびの原因菌により、炎症が起こってしまったものを、赤ニキビ

 

にきびの原因菌と白血球が戦い、その残骸となった膿が溜まったものを、黄ニキビ

 

にきびまでにならなくても、皮脂が毛穴の出口で固まってできてしまうコメド(角栓)というものもあります。

 

このコメドが形成されることで、その後、大きなにきびに発展してしまうことも…。



このように、状態によってにきびにはいろいろなものがあるんです。

 

人によって、できやすいにきびが異なるのも事実…。。

 

そして大きくなればなるほど、治りにくくなってしまう…



本当ににきびって、厄介なやつなんですよね。。