【五臓と目】充血、目の疲れ

                                       f:id:Brico204:20190612153133j:plain

 

肝臓の調子は、目に現れます。

目の調子が悪ければ、肝臓の調子を疑いましょう。

それは、肝は血を蔵す臓腑であるから。

目はその血によって養われています。

ですので、肝と目のはたらきは、直接リンクしているのです。

 

特に、目が充血している場合。

これは、ダイレクトに肝の不調を現しています。

白目が赤くなっているときは、血行障害が生じているサイン。

特に精神的なストレスが原因となっているものが多いです。

イライラしたり、怒りっぽかったり、緊張しすぎると、肝を痛めます。

肝は、気の流れを整えるはたらきがあり、気の流れは血の流れを促します。

よって気が滞れば、血も滞る。

その結果が、目の充血として現れます。

 

また、目が疲れやすく感じる時も、肝の機能が低下しているサインです。

肝で蔵されている血により、目は正常にはたらくことができます。

肝の血が不足すると、目が疲れやすく感じます。

肝血の不足は、ひとつの原因として睡眠不足が挙げられます。

肝の血は寝ている間に充填されます。

睡眠が不足すると、肝の結が十分に蔵せず、結果として目の不調に繋がります。

 

ストレス社会で働く現代人と肝は大きく関わります。

ストレスを感じた時には、大きく深呼吸して。

肺は肝が過剰に働かないように、制御するはたらきがあります。

自律訓練法としても注目されている呼吸法は、実は東洋医学でも説明できることなんですね。

 

 

 

 

brico204.hatenablog.com

brico204.hatenablog.com

brico204.hatenablog.com