葛根湯が効く、そのタイミング
気温の上下が激しいこの春の気候…
前日と10度も違う…なんてこと、結構ありますよね。
お花見の時期だけれど、お日様がしっかり照っている日でないと、長時間外で過ごすには、若干寒かったりしますね…
そんな気温の変動が激しい最近、私もうっかり風邪を引いてしまいました…
というか、引いてしまったけれども、3日でリカバリーすることができました!
私はいつも、風邪は喉からきて、鼻水に移行し、咳が出る…という進行で、
完全に風邪が治りきるまでに1週間くらいかかってしまうのですが、今回は3日で完治しましたよ!
というのも、今回はかなり自分に養生しました…
今回はその養生法について、ご紹介したいと思います!
いつもはなぜか不思議な自意識過剰で『これは風邪ではない!病は気から!!』といって、栄養ドリンクでごまかして、認めずにいたのですが(笑)…結果最終的にしっかり風邪を引く…
なので最近は、『あれ、風邪なのかな?』という身体の変化に敏感でいるようにしています。
そして、体に素直に。
まずおすすめしたいのは、『葛根湯(かっこんとう)』
漢方薬の中でも、風邪薬として比較的馴染みのあるこちら。
ですが、葛根湯が効くのは本当にタイミング命!
私もこのタイミングを知るのに、結構な試行錯誤がありました…
結果、『風邪引いたかも?』と思った、その瞬間です。
『風邪っぽいから、あとで葛根湯買いに行こう』では遅いんです。
思った、その瞬間しか効きません!
あとは、『あれ?』という自分の身体の変化に敏感でいること。
本当に初期じゃないと、効きませんから。
それから私は、葛根湯だけは家の常備薬にしています。
それから、蜂蜜レモン。
風邪を引いたかも、と思ったその日、英会話の先生(フィリピン人)がオススメしてくれた、蜂蜜レモン。
レモンの輪切りとスプーン1杯の蜂蜜に、お湯を注ぐだけのドリンク。
知ってはいたけれど、試してみたことはなかった。
その日、たまたま蜂蜜もレモンもあったので、試してみたら、とっても美味しい!
美味しいというのも、ただ美味しいのではなくて、本当に体に染み渡っているような。
東洋医学では、『意図せず食べたくなったり、美味しいと感じたりする、それが本当に身体が欲しているもの』というような考え方がある。
…まさにこのこと!
健康な時に好きなものを食べて美味しい、と思うのとはまた違う、『美味しい』という感覚だった。
その時はいつも大好きなコーヒーは全く欲しいと思わず、その代わりにただひたすら蜂蜜レモンを飲みました。
そして、たくさん寝ました(笑)
とにかくたくさん寝ました!
いつもなら7時間も寝れば十分なのに、普通に10時間以上寝れました、、
これも、身体が欲していたからなのか、身体が風邪と戦っていたからか。。
やっぱり寝るのが一番!と改めて。
そんな生活を2、3日程度続けたら、もうすっかり完治してしまいました!
いつもならダラダラ1週間くらいかかる風邪も、たった3日で。
自分でもびっくり、、
最近の私統計では、葛根湯のタイミングさえバッチリだったら、風邪を引いたとしてもすぐ治る気がします。
あとはしっかり寝て、身体を休めることですね!
あ、あと、風邪初日に外関(ガイカン)というツボに鍼、天突(テントツ)というツボにお灸をしました。
外関は、風邪(外邪…外から来る邪気)に効果のあるツボ。これも風邪が身体の裏(内部)まで入り込まず、まだ表(外側)にいるときに効くツボ。
天突は胸骨のくぼみにあるツボで、喉が痛くなったらよく取っているツボです。
いやはや、医者に行かずに風邪を退治できた!
自分自身も、ちょっとずつ身体の変化を感じる年代になってきたので、
自身の身体のサインに敏感になりつつ、ちょっとしたトラブルは自分でケアできるように、いろんなtipsを身につけておきたいものです。。